幼児英語教育のメリット・デメリットと大切なポイント

ぽにょ

幼児期の英語教育って本当に効果あるの?

近年大きく注目されている、幼児英語教育。

「小さいうちから英語を身に付けさせたい」と願うママは多いでしょう。

今回は、元教員ママの私が、幼児英語教育のメリット・デメリット効果を出すためのポイントについて解説します!

この記事でわかること
  • 幼児英語教育のメリット
  • 幼児英語教育で懸念される点
  • 効果的な幼児英語教育のために大切なポイント

ぜひ最後までお読みくださいね^ ^

目次

幼児英語教育を始める最適な年齢は?

幼児英語教育を始めるのに最適な年齢は、2〜5歳と言われています。

そもそも「幼児期」とは、1歳〜小学校入学前にあたる6歳までの時期のこと。

中でも2〜5歳は、脳が著しく発達する時期のため、英語教育を始めるのにぴったりです。

ちなみに、日本語を一気に習得するのもちょうどこの頃。

2歳の1年間では、2語文から、自分の思いや目の前の状況を表現できるまでに成長しますよね。

幼児英語教育は、日本語と同じ時期に、同じ感覚で英語を習得させることを目指しているのです!

幼児英語教育のメリット3つ

幼児期から英語教育を始めるのには、次のようなメリットがあります。

幼児英語教育のメリット
  • 「英語脳」と「英語耳」が育つ
  • 楽しみながら自然に習得できる
  • 吸収力が高いため身に付きやすい

それでは1つずつ解説します!

メリット1:「英語脳」と「英語耳」が育つ

幼児英語教育を行うと、英語を日本語に置き換えずにそのまま理解できる「英語脳」が育ちます。

また、英語がもつ独特のリズムやイントネーションを聴き取れる「英語耳」も発達します。

英語習得の基盤とも言えるこの2つは、幼い頃からたくさんの英語に触れることで自然と身に付くもの。

私たちは普段から、会話やテレビなどで耳にする流暢な日本語を自然と聴き取り、当たり前のように理解していますよね。

英語もそれと同じ状態になるのが理想です!

ぽにょ

「英語脳」と「英語耳」は、大人になってから英語を勉強する時に1番苦労する部分…幼児期に身に付けておきたい!

メリット2:楽しみながら自然に習得できる

幼児英語教育を行うメリットの2つ目は、楽しみながら習得できることです。

幼児期は好奇心が強く、知らない物事に対して常に興味津々。

その興味をうまく英語に向けてあげられれば、「勉強」としてではなく「遊び」や「日常生活の延長」の感覚で英語を習得できます。

小学生や中学生になってから英語学習を始めると、どうしても「勉強」として捉えがち。

日本語と同じように、生活の中で自然と英語を習得できるのは、幼児期の発達段階ならではですね。

メリット3:吸収力が高いため身に付きやすい

幼児英語教育のメリット3つ目は、大きくなってから学ぶのに比べて、苦労せず英語が身に付くことです。

幼児期は脳細胞が活発に形成されており、多くの物事を吸収できる時期

目で見たもの、耳で聞いたもの、実際に触れたものをどんどん体で覚えて習得していける年齢です。

英語学習においても、幼児期から始めた方が、吸収スピードは明らかに早くなります

ぽにょ

吸収力が高い幼児期に英語に触れさせておくと、
大きくなってからがラクですよ♪

幼児英語教育で懸念されるデメリット

幼児英語教育にはさまざまなメリットがある一方で、次のような懸念点もあります。

幼児英語教育のデメリット
  • 日本語の習得が遅れてしまう
  • 子供に嫌悪感を与えてしまう

それでは、解説していきます。

デメリット1:日本語の習得が遅れてしまう

幼児英語教育で最も懸念されやすい点は、日本語の習得への影響です。

幼児期は、英語以前に、母国語である日本語を習得していく時期。

そこで英語を教え込んでしまうと、子供が混乱し、結局2ヶ国語とも曖昧な状態(セミリンガル)になってしまう可能性があると言われています。

しかし、日本の幼稚園や保育園に通い、家庭内での日常会話が日本語の場合、基本的に日本語が話せなくなってしまう心配はありません。

会話の中で日本語と英語をごちゃ混ぜにするのではなく、場面ごとに言語を切り替えていれば、日本語の習得に遅れがでることはないでしょう。

デメリット2:子供に嫌悪感を与えてしまう

幼児英語教育のデメリットとして、無理に教えると子供が英語嫌いになってしまう可能性がある点が挙げられます。

特に幼児期の子供は、興味をもったことには主体的に取り組む一方、つまらないことや嫌いなことはやりたがりません。

ママが熱心に英語を教え込もうとするあまり子供の意欲が低下してしまうと、せっかくの英語教育が台無し。

英語力が身に付かないどころか、子供に嫌悪感やプレッシャーを与えてしまいます。

あくまで幼児期であることを考慮して、やり方を工夫する必要がありますね。

幼児英語教育で大切なポイント

ここからは、幼児英語教育のデメリットをカバーし、効果を最大限に出すためのポイントをご紹介します!

私が指導者としてたくさんの子供たちの英語教育に携わる中で、大切だと感じるポイントは以下の2つです。

幼児英語教育のポイント
  • 楽しみながら学ばせる
  • 継続的に英語に触れさせる

それでは、解説していきます!

楽しみながら学ばせる

幼児英語教育で何より大切なポイントは、楽しみながら学ばせることです!

幼児英語教育は、小学校や中学校で授業として学ぶ英語とは異なります。

歌やダンス、リトミック、絵本、パズルなど、遊びの中で楽しく英語に触れられるようにすることが重要です。

また、一方的に子供にやらせるのではなく、親子で一緒に楽しむのもポイント。

英語で質問を投げかけるなど、日頃の親子の会話にうまく英語を織り交ぜて、自然に英語を使えるように導いていきましょう!

ぽにょ

親子で一緒に楽しく歌ったり踊ったりしましょう!

継続的に英語に触れさせる

毎日継続して英語に触れる機会をつくることも、幼児英語教育の大切なポイントです。

英語の習得は、日本語を覚えるのと同じ。

使う時間が長ければ長いほど、自然と口から英語がでるようになっていきます。

英語教室に通うのも有効な手段ですが、それ以外に日頃の生活の中でもたくさんの英語に触れられるようにすると、さらに英語力が上がっていきますよ。

ぽにょ

英語のポスターやおもちゃを活用するのも効果的!

おわりに

英語に限らず幼児期の教育は、いかに楽しく自然に学ばせられるかがポイント。

「勉強」という意識ではなく、「遊び」や「日常生活の延長」の感覚で英語に触れることで、子供は自然に多くのことを吸収し、身に付けていきます。

ぜひ親子で一緒に楽しみながら幼児英語教育を行い、楽しく子供の可能性を広げていきましょう!

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この記事を書いた人

現Webライター・児童指導員。
1児のママです^ ^
教育・福祉に関する情報と、子育てや自己実現に関する日常を、まったりブログにしています♪

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